| >>873 >一連の議論の中で、どうも不況の原因はデフレにあるように思えてきた
ですよねー。 それならば結構です^^
・インフレ→徴税権で対応 ・デフレ→通貨発行権で対応
上記が正しいわけですが、デフレなのに増税をしようとしていることも問題ですね。
>まさに私が>>862でした国債未達の話に通ずるものだと思うのだが
何度も繰り返しになって恐縮ですが、>>865の記事に添付した画像「日本の公的財務GDP比と10年物国債金利」を見ても、あなたはまだ「日本国債は人気がなくて買う人がいない」などと強弁するおつもりでしょうか。 各国と相対化すればさらに分かりやすいので、添付の画像「主要国の国債金利」をご参照ください。
ああ、このスレを見ている他の方のために補則しますが、金利が安いということは返済の裏付けがある(信用が高い)ということとほぼ同義で、銀行から低利で借りられる人、サラ金などから高利でしか借りられない人、信用情報が悪すぎてヤミ金くらいからしか借りられない人をイメージすれば分かりやすいでしょうか。
>会社(または政府)が借金をして支出をすることがいいことである >(そして個人は貯蓄があるのがいいことのように引用文の直前に書かれている) >という前提があるように思えるが、それは如何なものか
私の文章を読み直してみると、「今は民間がお金を借りない(必死で返済に邁進)マインドに陥っているので」という環境や前提を書いた上で、「片側にある政府が借金をして支出を増やす必要があります」と説明していますね。
通常、借金のない会社は「成長する気がないのか」と思われます。 企業は銀行から借り入れをしたり、投資家から投資を募って資金調達をするわけですが、我が国のような成長率が低迷する中で、投資を拡大しようとする企業が少ない困った状況となっています。 企業が投資を拡大しようとしなければ、銀行からの貸し出しも増えません。 そうした民間の資金需要が伸びない中、政府が積極的にお金(超過預金)を使わないと経済が収縮してしまう(所得減、失業率象)と私は一貫して主張しているわけです。
>トヨタなど、一部の超優良企業では実質無借金経営をしている事実はどう捉えるか
「トヨタは銀行を開業できるくらい金持ち」などと揶揄されますが、極めて珍しい例ですね。
>アメリカなどではクレジットが発達しているので、余剰資金を貯蓄するどころか、 >借金してまで投資に回している
アメリカの個人消費がGDPに占める割合が高いことは有名です。 日本のみと比較すれば、それは国民性の違い(貯金大好き日本人)によるところが大きいでしょう。 しかしそんなアメリカも住宅バブル崩壊後は「もう無理」な状態で、今後は世界の貿易赤字の大半を担うといった従来の役割から一転し、輸出を倍増させて稼がせてもらうなどと表明していますね。
>政府の支払金利を100として、それを受取る企業等からは最大でも法人税等分の40%分しか税収にならない
「真水部分」だけの話ではありません。 政府支出は民需の呼び水(投資させる、消費させる)としての役目が期待されます。 |
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