| 今日も失礼します。 >ポルシェ万次郎さん とりあえずデフレと少子高齢化は議論がこれ以上発展しないと思われるのでOKとしましょう。 が、見解の相違からくるものもあると思うが、いまいち議論が噛み合ってないかと。 それと、図表を提示してくれるのは大変ありがたいが、せめてタイトル(主題)くらいは書いてください。
【国の借金について】 >誰かの赤字は誰かの黒字、誰かの負債は誰かの資産 これはちょっと誤解を招く表現に思う。誰かが赤字を出したとしても、それが自己完結するもの(例えば火事や天災など)の場合、誰の黒字にもならない。また、黒字も赤字から生じるとは限らない(例えば宝石の発掘など)。 同様に、誰かの負債であっても、債務超過の場合は誰かの資産では賄いきれてない。これも同様に、資産が負債によって生じるとは限らない(>>845の図で明らか)。 >4人打ち麻雀の点棒は2万5千点ずつ、誰かがそれを増やしていれば反対側に減らしている人がいるわけで、これは常にバランスする これは閉鎖された環境での話で、しかもストックとフローの概念がない。 上の2つから、資産・負債・純資産(ストック)と収益・費用(フロー)が密接に関係していることを理解していないように思える。
>外国からの資金流入の割合が大きく、かつ、外貨建ての借金が大きかったから、通貨危機、破綻となったわけです それらを原因とした破綻も事実としてあるとして、それが全てではないと思う。(あとでまとめて説明します)
>(「税収が支出を下回り続けて心許ない」に対して)別段、珍しいことではありません 珍しいから問題とは考えていない。 国債を資産として保有するときの資産価値を考える上で、ストックの面(政府の債務超過状態)だけでなく、フローの面(支出超過)でも極めて重要なマイナス要因だと言いたかった。ストックでもフローでもマイナスならば、他にどこに価値を見出せばいいのか、というのが問題。 また、公的保険料等を収入として考えるのは不適切だと思う。それらは一般税とは違い、資金使途が明確に決まっているため、それらを収入に算入するならば、それに対応した支出も加算されねばならないからである。
ちょっと誤解があると思うのは、私が「国と政府をわけて考えたいのかわからない」と言ったのは、>>835では「国の借金と言わず政府の負債と言うべきだ」という主旨から国と政府を分けたいと考えている(その帰結として国民の資産と言う概念が生じる)と思える一方で、>>851では「国家経済の問題を家計や企業会計のそれに矮小化し」ている意見を批判していることから、国家を全体で考えている(家計・民間だけでなく政府も含めて国家)ように思えた。 ほとんど揚げ足取りのような感じだし、こちら側の誤解もあるかもしれないので、その点は失礼します。 (次へ) |
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