| >「貿易依存度が低い」のは、それだけ「国際的競争力が低下している」 >ということを示していると考えられるのではないだろうか
それならば日本より貿易依存度の低いアメリカやブラジル(>>960の画像「経済産業省資料 各国輸出依存度の比較」を参照されたい)は、国際競争力が無いと考えれば良いというのでしょうか。 いずれにしましても、それはそれぞれの国家モデルの話だと思いますよ。
またそもそも、我が国の輸出依存度が低いことは何もここ数年に限った話ではありません。 論拠としては添付の画像「日本の輸出依存度(%)の推移 80年-09年」をご参照ください。
あなたの「仮説」だと、我が国は近年になって「国際競争力が低下している」のではなく、数十年も前から一貫して「国際競争力がそもそも無かった」と言っているに等しいわけで、それは当然誤りであることをデータから指摘させていただきます。 というか、外的要因(外需)に左右されにくいことはどちらかといえばポジティブ要因のはずなのに、何故に「日本は駄目だ〜」の方向へ持っていきたがるのか、私にはちょっと理解できません。
ちなみに2008年までの躍進は、アメリカを中心とした外需の伸び(住宅バブル)が原因ですね。
>「日本の名目金利が圧倒的に低いから日本の国債は安全で財政危機ではない」というのは不正確である >ということは納得いただけたのだろうかとの問いに対して、論点のズレた返答ばかりされるのは、 >問題をあなたが理解してくれていないからか、 >もしくは「不誠実な態度」をとられているからと考えてよいのだろうか
>>956の投稿にある最後の箇所を要約すると、ちゃんと「デフレが悪い」と返答がありますし、それ以前にも似たような質問をされた際にはすべて回答済みですが、それでは改めてシンプルに、「私の当該見解が不正確であるとのあなたの指摘には納得していない。国内で他に安全で確実な投資先がないから、デフレだからという消極的理由は大前提としても、海外を含めた他の金融商品よりも大いに信用されている(だから名目金利が低い)という従来の見解に変わりはない」と返答させていただきます。
以前も述べましたが、我が国には「通貨高で滅んだ国なし(円建ての債務など通貨発行件を行使すればいいし、超絶デフレな我が国は余力も十分)」「恒常的な経常収支黒字国(仮に輸出をやめても、海外からの特許や利息の支払いで食べていける)」「対外純資産が19年連続で世界一(マスコミが言う「借金大国」などではない)」という揺るぎない事実があります。 「年216兆円の財政出動だなんてトンデモ!」というような反論を期待していたのですが、攻撃する箇所はそこではないのですね。。。 |
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