| >>887 >途上国は人口要因以外にも成長の余地があったのが原因と考えられる。
それは具体的に何なのでしょうか。
>一方、先進国の日本とドイツはその余地がそれほどない
ええと、それではまた私は次に、先進国でも経済成長していることを表すグラフを提示すれば良いのでしょうか。
バブル崩壊後のいわゆるバランスシート不況(民間企業が投資を減らす、借金をしなくなる)で日本の経済規模が一気に収縮、政府は最低限の財政出動を行ったのでかつてのアメリカのようなGDPの四割減、失業率が25パーセントになるような最悪の事態こそ回避できたものの、それでも経済恐慌を脱却できるほどの規模ではなく、政府の支出が足りないばかりに未だに本来のパフォーマンスを回復できないでいる、或いは、蔵には使われずにいる山積みされた金銀財宝が眠っていて、村人に十分な量が行き渡らず「暮らしが良くならない、景気が悪い」ともう何年もぼやいている・・・・・・、このような状況だと分析するのが一番自然だと思うのですがねぇ。。。
※民間企業の「借金恐怖症」参考画像:日本の一般企業(非金融法人企業)と政府の負債残高推移(単位:兆円) 出典:日本銀行「資金循環統計」
で、日本の圧倒的な低金利を相対化したグラフ「主要国の国債金利(http://www.g-idol.com/photo.cgi/bbs/1254473615/000878.png)」を提示しても悲観的な見方しかされないのでしたら、これ以上の説得は難しいかもしれません。 議論が噛み合わない、会話のキャッチボールになっていないだけのことで、私の方はある程度、根拠となる「材料」を示せたと思っています。
別な方からの質問でもあれば続けられますが、ここの別板のアイドル雑談掲示板で私が国家観や歴史観を独り語っている状況と同様に、需要がないというか相性が悪いというか、やはりアダルト板で経済の話ばかりしていても興味のない人には面白くないでしょう。 横槍さんは当板のどのスレッドに興味があってうちを訪問してくれているのか、それにはちょっと興味がある人もいるのかもしれません(笑)。
今週発売のSPA!に掲載のリレー式経済コラムが秀逸でした。 筆者のぐっちー氏いわく、「借金は持続可能性が問題なのであり、国債の一括返済を前提にしている国など一つもない」とのことで、他にもここで私が書き込んだのと同じような内容が羅列されており、権威からくる信用の担保が欲しい方は、一頁の短いコラムなので立ち読みか何かでぜひ目を通してみてください。 |
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